そごう美術館「artisansと輪島塗」に行ってきた

そごう美術館で開催されている「artisansと輪島塗」に行ってきましたので、その感想を書きたいと思います。

「artisansと輪島塗」へ行った理由

そごう美術館は、度々行く美術館です。横浜駅からすぐという立地の良さと、本屋さんが入っているので行きやすく、また混雑することが少なく、ゆっくり鑑賞できるところが気に入っています。すべての展覧会に行っているわけではありませんが、横浜まで来たときに面白そうな展示があれば、立ち寄ることが多いです。

今回の展示テーマである輪島塗。私はこれまで、輪島塗についてほとんど知りませんでした。そもそも、漆器そのものにもあまり触れる機会がなく、「手入れが面倒で古風なもの」というイメージを持っていました。
(だからこそ、漆器を大切に日常使いしている方には、どこか憧れを抱いていました。)

そのため、なんとなく興味を持ったからというわけで行きました。

美術館への入場

訪れたのは休日の11時頃。会場の混雑は1割ほどで、とてもゆったりと鑑賞することができました。

普段は会場でチケットを購入しますが、今回は事前に公式サイトを確認した際、オンラインチケットのほうが安いこと知りました。このため、美術館の前でインターネットで購入しました。入り口近くのコインロッカーにかばんを預け、入場しました。

展示を見て感じたこと

展覧会のタイトルを見たとき、「輪島塗」は輪島で作られる漆塗りの技術なのだろうと想像できました。しかし、「artisans」とは何だろう、と少し疑問に思いました。artistのような意味かと思いつつ、輪島塗という言葉だけで漆器の展示だろうと考えて会場へ向かいました。
(この記事を書きながら調べたところ、「職人」という意味なのですね。)

会場では、漆の塗りの工程だけでなく、漆そのものの作り方や、漆器に使われる木材にも焦点が当てられていました。工程ごとに専門の職人が存在し、それぞれが高い技術を持って作業していることが伝わってきます。

一つの道を突き詰める生き方は、誰にでもできることではありません。自分にできるかと問われれば、きっと難しいと思います。だからこそ、職人という存在に強い尊敬の念を抱きました。

また、制作工程の展示では、各工程の見本に実際に触れることができました。実物に触れることで、技術の奥深さをより実感できたように思います。

完成された漆器の展示では、私が思い描いていた伝統的なイメージだけでなく、現代的で多様なデザインも多く並んでいました。そのおかげで、漆器に対する印象が大きく変わりました。

「このデザインなら使ってみたい」と思える作品ばかりで、いつかこうした漆器を日常に取り入れられるような、丁寧で素敵な暮らしをしてみたいと感じました。

まとめ

今回の漆器の展示を見て、私が思い描いていた伝統的なイメージだけではなく、多様なデザインもいろいろと並んでいました。そのため、今まで持っていた漆器に対する印象が大きく変わりました。

今回の展示を通して、これまで抱いていた「手入れが大変で古風なもの」という漆器への先入観は、すっかり薄れました。むしろ、手間をかけて育てていくからこそ生まれる美しさや、長く使うことで深まる味わいに、強い魅力を感じるようになりました。

いつか自分も、漆器を所有するのではなく、大切に使い続けられるような人になりたい。そんな小さな目標が、心の中に芽生えた気がします。

今回の展示は、作品を鑑賞するだけでなく、自分の価値観を変えてくれる体験となりました。

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